モンシロチョウとモンキチョウ、いずれも春に出てくる代表的な蝶ですが「モンキチョウ」とはどういう意味でしょう? mats

上の写真、モンシロチョウだと思った方はいませんか? これは、モンキチョウなのです。でも、モンキチョウって? モンシロチョウが紋のある白い蝶なのはみんな知っているので、名前からは「紋のある黄色い蝶」と普通は思います。疑い深い方なら、「紋が黄色い蝶」の可能性もあるかなと。実際、モンキアゲハは「紋が黄色いアゲハチョウ」という例もあります。さて、上の白い蝶はモンキチョウのメス(多摩川中野島3月下旬)です。このあとにとまった食草のコマツナギ(マメ科)に産卵していることからもメスで間違いありません。

白いのは必ずメスなのです。ところが黄色いのは? オスは必ず黄色いのですが、なんとメスの中には黄色いタイプがいて、黄色いモンキチョウというだけではオスだかメスだか外観から判定できないのです。下の写真(アレチハナガサに飛来するモンキチョウ。多摩川稲田堤、8月下旬)は黄色なので性別不明、ややこしいですね。ツマキチョウのように「ツマ(羽の先)が黄色い蝶」という名前なのに、それはオスについて言えるだけといった例もあるので名前というのは随分いい加減につけられているという印象を個人的には持っています。従って余りこだわる必要もありませんが、上記のモンキチョウの名前としては、「紋のある黄色い蝶」はメスに白いのがいるので x 、「紋が黄色い蝶」については、オスもメスも黒い紋のほかに必ず黄色い紋があるので間違ってはいません。

参考 蝶百科図鑑 モンキチョウ

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