蝶の羽には全体としての美しさの他に、鱗粉の配列が織りなす模様と色彩の中心となるディテールがあります。私たちを惹きつけててやまない蝶(及び番外)の魅力をシリーズでデザインのディテールから迫ってみました。

羽のデザインとは離れますがキタキチョウの目・・・全身、鮮烈なまっ黄々のせいか目玉まで黄色です。小学校の時にトンボの目で習った懐かしいなんとなくわかりやすい複眼。

一方、羽はミドリシジミやコムラサキといった構造色系のように「見る方向によって色が変わる」ということはなく、どの方向から見てもまっ黄々(※)、それもちょっと違和感があるほどベッタリとした黄色で、オスの羽はこれに黒の縁取りによるアクセントを添えています(※ただし、可視光線ではそうなのですが、特にオスのキタキチョウでは紫外線を反射しこれによる輝き方は見る方向によって違うということなので厳密には一種の構造色なのかもしれません)。写真下:7月上旬、多摩川土手稲田堤で撮影

mats 参考 蝶百科図鑑 キタキチョウ

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