初夏から梅雨入りの一月たらずの期間はゼフィルス(西風の精)との愛称で蝶好きのアイドル的存在の一群のシジミチョウを求めて緑地、公園、山をめぐりますが、とまっている時は羽を閉じたままで裏側しか見せてくれない困り者も少なくありません。 mats

これまでのところ全般的に発生数が少ないように感じるゼフィルスですが6月も中旬を迎えて、今年はまだ見てなかったミズイロオナガシジミを新治市民の森でみつけました。羽化して間もないと思われる新鮮な個体です。下の方にやはり新鮮なウラナミアカシジミがとまっています。二つとも必ず羽を閉じてとまりミドリシジミのように羽の表は見せてくれないので、表の写真は飛んでいるところを撮るしかありません。一方、下は今年何度も振られ続けているミドリシジミのオスです。早朝・光がさして・下草にとまっている、という羽を開張する3条件が整っているのに20分以上にらめっこした末に、プイと飛び立ちました。このパターンの繰り返し・・・メスは開いてくれるのに・・・年に一度この季節にしか出てこないので美しく緑に輝くミドリシジミのオスの開張写真は来年までお預けになりました。一番下は生田緑地で一昨年に撮ったものです。曇りの空で開いていますが、直射日光に当たっているときとは異なるこのしっとりとした緑の輝きも魅力的です。ちょっとしたチョウの気まぐれで開いたり、開かなかったりするのでそのすぐ前で息を詰めている私は一喜一憂することになります。

参考 蝶百科図鑑 ミズイロオナガシジミ ウラナミアカシジミ ミドリシジミ

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