高尾山の山頂付近、ツツジにはアゲハ類がよく訪れるのですが・・・ mats

そのツツジの廻りの空間でダイミョウセセリのオスがテリトリー(縄張り)を張って周囲を監視していました。縄張りに入ってくる侵入者を同種であろうと、別の蝶であろうとを容赦なく追いかけ追い出して、その空間を占有することにより、入ってくるメスを獲得しようというオスの基本行動です。モンシロチョウより一回り以上小さな蝶ですが、このダイミョウセセリ、なんとなくえらそうというか、まさに「大名」のような威厳が漂っています・・・と思ってみていると、なんとヒラヒラと飛来したオナガアゲハのオスを追尾し、追い出してしまいました。オナガアゲハはそれほどたくましい方ではありませんが、それにしてもちょっと情けない・・・気の弱いタイプだったのかも。「ダイミョウセセリ」の名前の由来は以前に一度紹介したことがありますが、「羽の模様が黒地に白の紋付のようで江戸時代の大名の羽織袴(はおりはかま)を連想させる」という説があります。また、「セセリ」というのは「せわしげな落ちつきのない飛び方に由来する」(大百科事典)ということで確かにその通り。上下とも5月中旬の高尾山山頂付近での撮影です。花はオオムラサキツツジ。

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